マーケティング

「マーケティング」とは一体なんでしょう?
良く使われる言葉ですが、使っているみんなが同じ意味で使っているでしょうか?
ここでは以下のように定義してみます。
マーケティングとは、「お客様に買ってもらうための仕組みを作る活動」のこと。

マーケティングの考え方は、時代と共に変化してきていると言われています。

[実況]マーケティング教室 グロービスMBA集中講義 PHP出版



>>ネットショップへ

この本では、マーケティングの基本的な考えから、時代と共に変遷してきているマーケティングについて、フィリップ・コトラーの理論とともに説明してくれます。

ごく簡単に流れを説明すると、マーケティングという考え方が使われ始めたのは1900年ころからで、T型フォードに代表されるように、作れば売れる大量生産時代の幕開けといっしょに始まったと言われています。コトラーはこれをマーケティング1.0と呼び、馬に代わる代替えとしてフォード車を市場に投入し、とにかく需要に追いつくための物量、ロジスティック、生産体制を中心に展開されていました。

それが、一旦市場が飽和してくると、作れば売れる時代が終わり、競合が出現して市場を分け合うようになってきます。そこで、競合に勝つためにどうするかという考えが出てきて、これがマーケティング2.0という形で広まっていきます。いわゆる、現時点でのマーケティングの主流で、STPという市場をSegmentation(分割)し、その分割された小市場のどこかを集中的に狙い(Targeting)、そのターゲット市場に対して、自社製品をどうやって認知させるか(Positionning)を決定していきます。
その中でも最近は、顧客の課題をどうやって解決するかというところに主眼が置かれたソリューション事業、ソリューションマーケティングという言葉が多く使われるようになります。競争の激化が背景にあるわけですが、モノが市場にあふれ、ソフトウェアやサービスに事業が変化していき、ビジネスモデルが複雑に変化していく中で、マーケティングそのものにも多くの、また複雑な課題が出てきていると言えます。

そのような背景のもと、時代の流れは早く、今後のマーケティングはさらに進化してマーケティング3.0の時代がやってくると言われ始めています。これもごく簡単に説明すると、「顧客の課題解決」から一歩も二歩も踏み込んで、顧客といっしょに新たな価値観を創造する時代に対応するマーケティングということになります。

Marketing_chart

余談になりますが、製造の分野でも同じような変化が起ころうとしています。
ドイツが中心に進めているインダストリー4.0という活動の中で言われていることのひとつが、マスカスタマイザーションという言葉です。IoT技術(あらゆるモノがインターネットにつながる世界)を使って、顧客と製造現場をつないで多様化する顧客のニーズを直接工場のカスタマイズ生産とつなげようという考え方です。

マーケティング3.0もインダストリー4.0も、マーケットの複雑化、顧客指向をどうやって先取りしていくかという背景から来ているものだと思われます。

マーケティングを少し別の角度からみた本があります。
「白いネコは何をくれた?」佐藤義典著 フォレスト出版



>>ネットショップへ

この本は、仕事の上だけではなく、人生や恋愛においてもマーケティングの考え方は有効であると教えてくれます。
成功するために、あるいは幸せになるためにBASiCSという頭文字で重要な要素を紹介してくれます。恋愛小説のような形態になっていて、なんか元気をくれる本です。重要な要素は、

  • B Battlefield お前はどこで戦っている?!
  • A Asset お前は誰か?お前らしさは何だ?
  • S Strength お前にしかできないことは何か?
  • C Customer お前は誰といっしょにいたいのか?
  • S Selling Message お前は誰だと世の中に宣言するのか?

会社で、戦略を立てるフレームワークとして、3C分析、SWOT分析をやっ経験のある人も多いと思います。マーケティングでいろいろ教わることを実践するために、大変重要なツールだと思いますが、私がこれまで見てきた中では、この3C、SWOT分析が、結論ありきの、決まった結論を導くための説明ツールになっているケースが多々見受けられます。
マーケティングに限らず、企業経営の本質をもう一度見直すためにも、上記でご紹介した本でも、ほかの本でも構いませんが、みなさんが共鳴できる、納得できる教本を見つけてみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする